2012年 08月 27日
華やかさの裏には儚さが。 |
ただボクを犯人にしたいダケでしょ? Gレーザーです。
今日の出来事
えーと。3ヶ月ですか。放置ごめんなさい。
どうも最近twitterの方にかまけてしまいます。
長文を書かざるを得ないブログと違って、twitterは数十字の短文で
簡単に自己表現ができてしまい、そこで充足されてしまいます。
その結果、身に起こった出来事は全部twitterで淡々と述べてしまい、
肝心のブログに書くようなネタがなくなってしまうと。そうすると書けないと。
申し訳ない限りです。心なしか、長文もまともに書けなくなっているような気がします。
つい一月ほど前から、「安倍吉俊」さんにハマっています。
イラストレーターなのですが、独自の世界観や空気を持ったイラストを描く方です。
鉛筆の質感を残した線画にグランジテクスチャを載せたイラストが、
そしてそこに描かれた虚ろげな少女が、古びた、しかし神秘的な印象を与えます。
例えると、幾層も連なるホコリの中にあった色褪せた人物画のような。
ある人が仰った「死の臭いを纏った少女を描く作家」という表現の方が妥当かもしれません。
初めて彼を詳しく知ろうと思わせたのは、「リューシカ・リューシカ」でした。
第何話かは忘れてしまいましたが、踏切についての話でした。
その場面の中で、主人公の女の子は踏切を使ってオーケストラを奏でようとします。
しかし、「踏切の点滅と警告音は同期していない」ので、
何度やり直しても、どうしてもリズムが合いません。
それに対して主人公は「ちゃんと合わせなさいー!」と怒る、そんな場面がありました。
「踏切の点滅と警告音が同期していない」。
リューシカを読んだとき、実は自分もこの事実に気づいて間もないときでした。
「俺と同じ発見をした人がいる!」一種の運命のようなものを感じて嬉しくなりました。
同時期に、彼がイラストを手がけていたライトノベル「フェノメノ」が、
ビジュアルノベル化されて、フリーで配布されていました。
せっかくなのでプレイすると、当然のことながら高い完成度。
そして、冷汗の噴き出るホラーな雰囲気をさらに醸し出すグラフィック。
「あー……、この人の絵、好きかもしれない」
これらのことから、より深く彼のことを知ろうと決めました。
「serial experiments lain」「灰羽連盟」「NieA_7」。
それらのイラストを見ていくうちに、描かれた少女たちの眼を見つめるうちに、
ついには欲に勝てず、買ってしまいました。
「垓層宮」という画集、そして「ユリイカ2010年10月号・安倍吉俊特集」。
画集は自分を色褪せた退廃的な世界に導いて、
ユリイカは安倍吉俊という人物をより具現化してくれました。
もうここまで来ると、探究心は止まりません。
彼がキャラクターデザインを手がけたアニメも見ようと、まずは「lain」に手をつけました。
アニメの名前や前評判はだいぶ昔に聞いていましたが、
その頃の自分は「でも、しょせんアニメでしょ?」と興味を示していませんでした。
そんな色眼鏡は、「キャラクターデザイン:安倍吉俊」という事実で簡単に粉砕されました。
「当時のアニメとしては挑戦的な演出」「IT社会を先見したシナリオ」、
そして「一部にカルト的人気を誇る」などと評判のアニメ。もちろん自分は気に入りました。
こういう野心的な勢いを持った作品は好きです。須田剛一さんしかり。
プレミアとなっているゲーム版についても調べました。ニコニコ動画って便利ですね。
そうするうちに、安倍吉俊さんの世界観にどんどん浸かっている自分がいました。
……とまあ、途中アニメの話に逸れてしまいましたが、
自分の好きな・尊敬する人物の中に、安倍吉俊さんが加わりました、という話でした。
ちなみに自分の好きなイラストレーターさんは、現在のところ安倍吉俊さん含め、
宮本崇さん(元?・GHMキャラデザ)、金崎泰輔さん(CiNGキャラデザ)、
岩元辰郎さん(元・カプコンキャラデザ)ということになりますね。
ところで、調べている最中に金崎さんがpixivやってると知って驚きました。
make me sad, make me mad, make me feel alright?
▲▽▲▽▲▽▲▽▲
Today's Word
▲▽▲▽▲▽▲▽▲
「初恋は麻疹の如し。何人も一度は免れずして経験し難い」
長谷川如是閑
それでは。
今日の出来事
えーと。3ヶ月ですか。放置ごめんなさい。
どうも最近twitterの方にかまけてしまいます。
長文を書かざるを得ないブログと違って、twitterは数十字の短文で
簡単に自己表現ができてしまい、そこで充足されてしまいます。
その結果、身に起こった出来事は全部twitterで淡々と述べてしまい、
肝心のブログに書くようなネタがなくなってしまうと。そうすると書けないと。
申し訳ない限りです。心なしか、長文もまともに書けなくなっているような気がします。
つい一月ほど前から、「安倍吉俊」さんにハマっています。
イラストレーターなのですが、独自の世界観や空気を持ったイラストを描く方です。
鉛筆の質感を残した線画にグランジテクスチャを載せたイラストが、
そしてそこに描かれた虚ろげな少女が、古びた、しかし神秘的な印象を与えます。
例えると、幾層も連なるホコリの中にあった色褪せた人物画のような。
ある人が仰った「死の臭いを纏った少女を描く作家」という表現の方が妥当かもしれません。
初めて彼を詳しく知ろうと思わせたのは、「リューシカ・リューシカ」でした。
第何話かは忘れてしまいましたが、踏切についての話でした。
その場面の中で、主人公の女の子は踏切を使ってオーケストラを奏でようとします。
しかし、「踏切の点滅と警告音は同期していない」ので、
何度やり直しても、どうしてもリズムが合いません。
それに対して主人公は「ちゃんと合わせなさいー!」と怒る、そんな場面がありました。
「踏切の点滅と警告音が同期していない」。
リューシカを読んだとき、実は自分もこの事実に気づいて間もないときでした。
「俺と同じ発見をした人がいる!」一種の運命のようなものを感じて嬉しくなりました。
同時期に、彼がイラストを手がけていたライトノベル「フェノメノ」が、
ビジュアルノベル化されて、フリーで配布されていました。
せっかくなのでプレイすると、当然のことながら高い完成度。
そして、冷汗の噴き出るホラーな雰囲気をさらに醸し出すグラフィック。
「あー……、この人の絵、好きかもしれない」
これらのことから、より深く彼のことを知ろうと決めました。
「serial experiments lain」「灰羽連盟」「NieA_7」。
それらのイラストを見ていくうちに、描かれた少女たちの眼を見つめるうちに、
ついには欲に勝てず、買ってしまいました。
「垓層宮」という画集、そして「ユリイカ2010年10月号・安倍吉俊特集」。
画集は自分を色褪せた退廃的な世界に導いて、
ユリイカは安倍吉俊という人物をより具現化してくれました。
もうここまで来ると、探究心は止まりません。
彼がキャラクターデザインを手がけたアニメも見ようと、まずは「lain」に手をつけました。
アニメの名前や前評判はだいぶ昔に聞いていましたが、
その頃の自分は「でも、しょせんアニメでしょ?」と興味を示していませんでした。
そんな色眼鏡は、「キャラクターデザイン:安倍吉俊」という事実で簡単に粉砕されました。
「当時のアニメとしては挑戦的な演出」「IT社会を先見したシナリオ」、
そして「一部にカルト的人気を誇る」などと評判のアニメ。もちろん自分は気に入りました。
こういう野心的な勢いを持った作品は好きです。須田剛一さんしかり。
プレミアとなっているゲーム版についても調べました。ニコニコ動画って便利ですね。
そうするうちに、安倍吉俊さんの世界観にどんどん浸かっている自分がいました。
……とまあ、途中アニメの話に逸れてしまいましたが、
自分の好きな・尊敬する人物の中に、安倍吉俊さんが加わりました、という話でした。
ちなみに自分の好きなイラストレーターさんは、現在のところ安倍吉俊さん含め、
宮本崇さん(元?・GHMキャラデザ)、金崎泰輔さん(CiNGキャラデザ)、
岩元辰郎さん(元・カプコンキャラデザ)ということになりますね。
ところで、調べている最中に金崎さんがpixivやってると知って驚きました。
make me sad, make me mad, make me feel alright?
▲▽▲▽▲▽▲▽▲
Today's Word
▲▽▲▽▲▽▲▽▲
「初恋は麻疹の如し。何人も一度は免れずして経験し難い」
長谷川如是閑
それでは。
by greza2610
| 2012-08-27 01:48
| 話【ざれごと】