お前に暗殺の全てを教えたのはこの俺だ。 Gレーザーです。
今日の出来事
コミトレ21に行ってきました! 今回も前回と同様、楽しい即売会でした!
2度目ともなると、初回と比べて少し緊張がほぐれて、
見本誌を見てもいいかと聞くのに、あまり躊躇しなくなりました。
逆に、何も言わないで見本誌を手に取ってしまったりするほど。不躾ですわ……。
見本誌を見て、何も買わずに去るのにも少し慣れました。慣れって怖い。
そして今回、12月頃に手に入れた3DSを持ち込んで会場を歩き回りました。
これだけの規模と参加者ともなると、唸るように3DSのすれ違い通信が反応します。
サークルの列を2つ横断するだけで、すれ違い回数がもう10回に!
おかげさまで、「1日で100回すれちがった!」を達成することができました!
サークルの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございます! ……感謝するところが違う?
今回もまた、二次創作スペースはあまり立ち寄らないで、
創作や同人ゲーム・音楽あたりをぶらぶらうろついていました。
というわけで、今回の戦利品報告です。前回と比べて、そこそこ散財してしまいました。
「そこまで買わないだろう」という思いをこめて5000円を持っていったのですが、
コミトレ終了時には持ってきた5000円全部消化されてしまいました。コミトレ怖い。
すぐ下の前回の戦利品と比較してみるのも一興です。意味はありませんが。
Music & suit(画像)
大阪経済大学漫画研究会の部誌です。無料配布でした。
自分の大学も、文芸部がこうした形の冊子を構内で配布することがあります。
中には面白い作品やすばらしい絵もあって、なかなか侮れません。
そこで、他の大学はどんなのだろうと思い、手に取ってみました。
中身は「音楽とスーツ」をテーマにしたモノクロイラスト10点。
遊元樹(画像)
上と同じ理由で手に取った、関西大学創作研究会の冊子。左が新刊、右が既刊。
どちらも、イラスト・小説・マンガが入り混じった形のものです。
こういった大学の部活動の部誌は、技巧に秀でたものは少ないのですが、
「描きたいもの描いてるんだ!」という情熱が見られます。
右冊子にある、チョークと黒板消しの恋愛漫画(!?)がなかなか面白かったです。
でんじゃらすじーさんを髣髴とさせるオチに笑いました。
CLOVER22(画像)
上と同じ理由で手に取った、KCG創作部の冊子。KCGは京都コンピュータ学院とのこと。
こちらはモノクロのイラストを掲載した冊子+CDのセットとなっています。
CDはイラストや音楽、小説をHTMLから閲覧することができます。
一曲、なかなかクオリティ高いハッピーハードコアがあって驚きました。
こうしてみると、大学ごとに少しずつ異なる毛色が見られて面白いです。
鉄道的馨 -テツドウノカホリ-(画像)
鉄道にはあまり興味がないのですが、表紙の雰囲気に惹かれて買いました。
鉄道をテーマにした切り絵を収録、ゲストページも加えた鉄道愛溢れる冊子です。
古めかしいけれども味わい深い、切り絵独特の厚いテイストがとても魅力的です。
購入して立ち去るときに、サークルの方が「いってらっしゃいませ!」と
声をかけてくださったのが、とても印象的でした。
放課後の万有引力(前編)(画像)
大学の友人O君(仮名)のノベルゲーム、前編。創り上げるのにかなり苦労していました。
第一話「死者を結ぶ糸電話」と第二話「カウントダウンする少女」が入っています。
セピアな色調とテクスチャによって醸しだされるアンティークな雰囲気、非常に良いです。
まだ第一話の途中ですが、これから物語がどう展開するのか楽しみです。
O君、画像加工スキル少し分けてくれ。
Enigmatic Hardcore TRAX(画像)
サークル「Chaotic Noisy Sound」による同人音楽CDです。
デジタルアブストラクトなジャケット絵(?)に惹かれて立ち止まりました。
見てみるとジャンルは、自分の好きなハードコアテクノ。出展されている方がいるとは!
メインストリームハードコアを中心に、マキナやフリーフォームが収録されています。
サークル「ヘリオトロープ」からの3冊(画像)
廃墟の写真を収録したホワイト・ラビリンスとゴーストノイズ・サイレント。
恋人同士と思われるネコ達の写真集、恋猫街道(レンビョウロード)。
何よりデザインが格好良く、どちらも題材や写真の魅力を十分に引き立たせています。
思わず見惚れてしまう、高いクオリティ。それに見合った、1冊500円の値……。
サークル「Nothing Heals」からの4冊(画像)
前回、マヨナカマヨイガを制作していた「CAVYHOUSE」に偶然出会ったことに驚きました。
そして今回、それ以上に驚いた偶然の出会いが、「Nothing Heals」です。
サークル一覧もTwitterも見ていたのに気づかなかった……。
ゆめにっきを題材にしたイラスト集「大人たちの声が聞こえる」2種と、
東方projectの二次創作漫画「青」と「蟲まみれのフィータス」の合計4冊。
グロテスクとポップを陰鬱に閉じ込めたゲンキダウンさんの絵柄が、とてもキュートです。
最初はゆめにっき2冊だけのつもりが、つい東方の2冊も買ってしまいました。
記号のペシニズム&実用視力検査表(画像)
思えば、サークルカットから出オチでした。そしてこの出オチ感MAXの表紙。
その強大なダブルインパクトに打ちのめされて、思わず買ってしまった4コマ漫画です。
ところがこの漫画、読んでみるとこれが意外と面白い!
登場するのは記号だけという、キャラクタ面ではストイックで味気ないものですが、
記号の性質を逆手に取った、シュールなギャグの破壊力!
そして4コマ一つ一つを過剰なほど説明した作品解説にトドメを刺されます。
実用視力検査表は、ランドルト環フェチ垂涎の一品。なんで俺これ買ったの。
ちなみに、作者さんのpixiv見てみたら、普通に女の子のエロ絵描いてました。
しかも上手え。どうしてこうなった。
今回、数多くの驚きや楽しさ、出会いを提供してくれたコミトレ21。
その温かさを惜しみつつ、感謝を述べさせていただきます。
皆さん、お疲れ様でした! そして、ありがとうございました!
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Today's Word魔人探偵脳噛ネウロ
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「目的のある娯楽は真の娯楽にはならない。
娯楽には目的がなくて、しかもそれは生活にとって合目的なものである」
三木清
それでは。